2014年01月07日

ナチュラルコスメのロゴナ、2013年12月より中国市場から撤退〜動物実験実施要求に反対して

あけましておめでとうございます。
今年も、1匹でも多くの動物たちが苦しみから解放されるよう尽力してまいりますので、どうぞ引き続き私たちJAVAへのご支援ご協力をよろしくお願いします。

さて、新年最初のポストは、化粧品会社のロゴナが、動物実験を義務付けている中国への輸出を取りやめたというニュースです。
昨年11月のリリースですが、ドイツ本社の公式サイトに掲載されています。

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ロゴナは2013年12月1日より中国向けの輸出を停止を決定しました
http://www.logona.de/en/kraeuterwiese/interesting-facts/article/show/rueckzug-aus-china-ein-klares-statement-gegen-tierversuche/

ロゴナを含む、ロゴコスブランドは、中国政府と様々な交渉を行ってきましたが、中国向けの輸出のための届出・承認には動物実験を行うようにとの要求があったため、動物保護の観点から即座に、中国向けには商品を出荷しないと決定しました。

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ロゴナといえばドイツ発祥のナチュラルコスメのパイオニア的存在。
動物実験を行わないだけでなく、動物実験反対というスタンスを明確にしています。
http://www.logona-friends.jp/concept/

13億の人口を抱える中国は、どの業界にとっても魅力的なマーケット。それをあきらめることは企業にとって決して容易なことではありません。
そのマーケットからの撤退を潔く決断し、今後も中国政府に対して化粧品の動物実験廃止を働きかけていくというロゴナ。このように信念を貫く企業をぜひとも応援していきたいですね。

一方で、やはり変わってもらうべきは中国です。
2009年頃より化粧品規制を強化し、国内製造・輸入に関わらず一律動物実験を義務付けてきましたが、2011年4月には、2013年3月11日のEUにおける動物実験した化粧品の販売禁止措置に反対する声明を出すなど、廃止へ向かう国際的な潮流に真っ向から抗う姿勢を見せてきました。
http://ec.europa.eu/consumers/sectors/cosmetics/files/pdf/animal_testing/at_responses/china_ia_2013_en.pdf

そのため、これまで動物実験していないとして評価を得ていたのに、中国に輸出していることで評価を取り消され顧客を失う化粧品会社がいくつも生まれてしまったのです。

しかし、この状況を危惧した動物保護団体や動物実験をしていない化粧品会社などによる粘り強い働きかけが奏功して、中国政府は、国内の一般化粧品に対して義務付けている動物実験を、今年6月から廃止する意向を表明しました。
http://usagi-o-sukue.sblo.jp/article/80432785.html

いまの段階では輸入化粧品は対象になっていませんが、ロゴナのように輸出停止を決める企業の出現は、中国政府へのプレッシャーとなっているはず。今後の対応が望まれます。
posted by 化粧品プロジェクトスタッフ at 11:39 | TrackBack(0) | ニュース
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