2011年12月06日

ポーラのジュリーク買収にみる、理念ある企業つぶし


11月30日、ポーラ・オルビスホールディングス(以下ポーラ)がオーストラリアのオーガニック化粧品・ジュリークを買収したというニュースが流れました。
http://www.syogyo.jp/news/2011/11/post_002486.php

1985年に設立されたジュリークは、バイオダイナミック農法にこだわった原料づくりや、包装や輸送の工夫を通じて環境負荷を減らすなどサステナブルな取り組みを行っているほか、動物実験していない企業(Cruelty-Free Company)としても海外の動物保護団体から認証されています。

- PETA http://goo.gl/nrgPn

- CCF http://goo.gl/nUKSq

ですがご存じのとおり、ジュリークの親会社となったポーラは動物実験をしています。
JAVAは「その会社が動物実験をしていなくても、系列会社が動物実験を行っているのであれば、その会社の商品を買うことは、その系列会社が行う動物実験を間接的に支持することにつながる」と考えています。

ポーラは、ジュリークだけでなく、消費者に対して「動物実験していない」と答えてきたナチュラルイメージが売りのオルビス、「動物実験をしない」と謳っているオーガニックコスメのTHREE(株ACRO)を傘下にしています。
http://usagi-o-sukue.org/oote_kakusha.html#pola

オルビスにしろ、THREEにしろ、ジュリークにしろ、動物実験を続けるポーラと同じグループのブランドの化粧品を買うことは、ポーラの動物実験を支持することにつながりますので、くれぐれも注意してください。

そもそも、抱えている個別のブランドに「動物実験していない」と謳わせていること自体、「動物実験していない」ことがセールスポイントだと認識している証拠。それならばポーラ自体が動物実験をやめるべきなのに、いまだに動物実験を続けているのはいったいどういうことなのでしょうか?


*****


“AGAINST ANIMAL TESTING(動物実験反対)”を掲げEUの化粧品の動物実験禁止に多大な貢献をしてきたザ・ボディショップを買収した世界最大手のロレアル(2006年3月)

動物実験をせず、動物性原料も使用せず、自然派で良質の石鹸やデオドラント、歯磨き粉のメーカー、トムズ・オブ・メインを買収した歯磨き用品の最大手コルゲート社(2006年3月)

PETAにも認証されていたアメリカのミネラル系メーキャップ化粧品のベアエッセンシャルを買収した資生堂(2010年3月 ※資生堂は2011年3月に自社での動物実験を廃止しましたが、外部機関への委託は継続中)


…もともと動物実験を行わないことを方針に掲げていた理念ある企業を、利益のためだけにやすやすと買収してしまう大企業の論理は、自然や動物にも優しいショッピングをしたいと望む私たち消費者を、大きく失望・落胆させてきました。

でも、大企業が動物実験をやめさえすれば済む話。
「早く動物実験をやめてください!」
ポーラに、資生堂に、ロレアルに、いまだに動物実験をやめていないその他大手メーカーに、動物実験反対の声を届けていきましょう!
http://usagi-o-sukue.org/oote_kakusha.html


※動物実験していないメーカーを紹介している海外の動物保護団体には、系列会社の動物実験の有無に言及していないところもあります。購入の際はご自身で確認してください。

posted by 化粧品プロジェクトスタッフ at 02:20 | TrackBack(0) | 対企業
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