2009年11月03日

動物実験の動画が公開!

動物愛護先進国といわれる英国で、動物実験の生々しい映像が公開されました。
しわ取り剤のために行われる動物実験―人間の“美”のために、こんな残酷な動物の犠牲が本当に必要でしょうか。
ぜひ一人でも多くの人にご覧いただき、考えてみていただきたいと思います。


http://www.timesonline.co.uk/tol/news/uk/article6898099.ece

ザ・サンデー・タイムズ(The Sunday Times)
2009年11月1日記事


研究所職員、ボールペンで実験用マウスに損傷

ボトックスのライバル商品であるしわ取り剤の試験に使われている何千頭もの動物が、英国内務省認可の研究所で残酷かつ苦痛きわまる実験を受けていることが、潜入調査の結果判明した。

この映像は、ウィッカム・ラボラトリーズ社(Wickham Laboratories)内で隠しカメラにより撮影されたものだ。ウィッカム・ラボラトリーズはハンプシャーにある長年知られた研究所で、製薬会社の薬剤試験を行っているが、この映像では、不適格な職員がウサギに他の薬剤を注射している様子も映っている。

職員が注射を失敗し、もがいて暴れるウサギに暴言を吐く様子が映されている。薬剤が発熱を起こすかどうかを試験する実験で、ウサギは最大で8時間も「さらし台」のような固定具に固定されるのだ。

ウサギを使った試験の多くは、国の許可を得てはいるが、国際医薬品試験基準では必要とされていない。内務省はというと、「ウサギの代わりにヒトの血液細胞を用いた新技術」によって、いかにこのような試験を置き換えることができるかを説明し得意になっている。

英国動物実験廃止連合(BUAV)の調査員が撮影した映像により、政府は取り調べを開始することになった。内務省報道官は次のように述べている。「内務省ではこの申し立てを真摯に受け止め、さらに調査を進める緊急手続きをとっているところだ。動物を使った研究は正当化できる場合にのみ許可する。」

「内務省は最高基準を期待し、求めている。こうした基準が満たされていないと思われる証拠があれば徹底的に調査する。」

8ヶ月にわたって撮影された映像には、職員のひとりが同じウサギに何度も注射をしようした様子が映っている。

この職員はウサギのことを「チビくそ」、「面汚し」と呼んでいるのが記録されている。また、この職員はウサギに対し、「イヤリング」をつけることになるぞと警告した。注射の失敗によって耳に穴があくことを言っているのだ。ウサギの耳から出血していると別のスタッフが話しているも記録されている。

ウィッカム・ラボラトリーズの試験で使われる動物の福祉を監督する公認獣医師ウィリアム・カートメル氏(William Cartmell)は、同社の創設者であり、主要株主でもある。

昨夜、カートメル氏はこの事件が利害の対立を生じる可能性を否定し、自分は「専門家」なのだと述べた。

研究所の記録をBUAVが調べたところ、カートメル氏が毎週行う検査は15分という場合もあり、今年の3月に研究所を訪問したときにはわずか8分だった。カートメル氏は、検査は動物の適切な扱いと苦痛がないことを確認するのに十分であったと主張している。

「動物の健康状態は非常に高いレベルにあるので、調査時間は十分だ。ペットや畜産動物とは違い、研究所の動物は常に管理されているのだ」とカートメル氏は言う。

ボツリヌス毒素から製造される「ディスポート(Dysport)」は、英国では、眼瞼の不随意筋攣縮、顔部攣縮、筋肉痙攣などの症状を治療するために医療用に許可されている。

しかし、ディスポートは眉間や他の部分のしわを取る美容処置のためにボトックスに代わるものとして合法的に適応外使用されている。

薬剤については、安全性と適正な効能を確保するために、バッチ毎の試験が法で定められている。調査員がウィッカム・ラボラトリーズの記録を調べたところ、同研究所では今年1月から6月の期間にディスポートの試験に41,088匹のマウスが使用された。

使われた方法は半数致死量試験(LD50)であり、国が「非常に過酷な(very severe)」試験として分類している試験だ。マウスは毒素を注射される。そして、マウスは徐々に麻痺するのだ。映像では、マウスがうまく歩けなくなり、左右によろめいている様子が見られる。死亡する前に重度の呼吸困難に苦しんでいるマウスもいたようだ。
posted by 化粧品プロジェクトスタッフ at 23:00 | TrackBack(0) | 動物実験
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