「原料・完成品、自社における実施・外部委託を問わず、2013年上期より廃止しており、今後も行わない方針(※)」「子会社・系列会社などの関連会社においても、同様に廃止している」ことが明確になりました。
動物実験を廃止し、今後も行わないとの方針をとり、その旨をしっかりと公表するメーカーが新たに誕生しました!
※一部例外あり。詳細は下記回答書をご覧ください。また、中国での動物実験についてCFBの見解は下部をご覧ください。
●CFBのコメント
「昨年の資生堂、マンダムに続いて、動物実験の廃止を決断・公表する企業が新たに誕生し、大変喜ばしく思います。美しさに犠牲はいらないと考える消費者の思いがもたらした結果です。化粧品の動物実験廃止はもはや国際標準となりつつあるので、いまも動物実験を続けている企業には廃止に向けた早急な決断を望んでいます」
●英断を下したコーセーに対して感謝と応援のメッセージを送ってください
〒103-8251 東京都中央区日本橋3-6-2
株式会社コーセー
代表取締役社長 小林一俊様
電話連絡先一覧
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●他の大手各社にも声を届けてください
資生堂、マンダム、コーセー…大手企業が続々と動物実験廃止を決断するなか、他の企業が動物実験を続行する合理的な理由はありません。この流れを無視していまだに動物実験をやめようとしない、花王、カネボウ、ポーラ、フジフイルムなどの大手メーカーに対しても、「一刻も早く動物実験を廃止して!」との声を届けてください。
●9月29日付コーセーからの回答
美しさに犠牲はいらないキャンペーン実行委員会
JAVA 理事 亀倉 弘美 様
ARC 代表理事 岡田 千尋 様
PEACE 代表 東 さちこ 様
2014年9月10日付
「化粧品の動物実験廃止を求める要望書」 に対するご回答書
1.原料・完成品、自社における実施・外部委託を問わず、化粧品・医薬部外品のために行っている動物実験をすべて廃止してください。
コーセーグループでは、原料・完成品、自社における実施・外部委託を問わず、化粧品・医薬部外品のために行っている動物実験を2013 年上期より廃止しており、今後も行わない方針です。
※万一、社会に対して特別に安全性の説明責任が生じた場合や、一部の国(中国等)において行政から求められた場合を除きます。
2.子会社・系列会社などの関連会社においても、同様の動物実験をすべて廃止してください。
子会社・系列会社などの関連会社においても、同様に廃止しています。
3.動物実験を廃止した旨を公表してください。
2014年9月末頃に弊社ホームページにて公表予定です。
以上
2014年9月29日
株式会社コーセー
代表取締役社長 小林 一俊
代表取締役社長 小林 一俊
●中国での動物実験について
中国は2014年6月から、国内で製造される化粧品に対する動物実験の義務付けを解除していますが、中国に化粧品を輸出する場合には、中国政府当局が指定する中国国内の試験機関で当該化粧品に対し動物実験を実施し、そのデータを提出して承認を受けることが依然として求められており、その点については変わりがありません。
つまり、中国への輸出を継続している企業を「動物実験していない(Cruelty-Free)」とみなすことは厳密にはできないのですが、私たちCFBは、この問題は各企業の取組みによって解決する問題ではなく、中国政府に対して各方面から方針転換を促し、制度的な解決を目指すべき問題だと考えています。
日本では、いまだ花王やポーラなど名だたる大企業が日本国内で動物実験を続けているという、憂慮すべき状況があります。そういった中、この中国の問題を留保しつつ、資生堂、マンダム、コーセーなど、大手企業が動物実験の廃止を次々宣言していることを、私たちCFBは大きく評価しており、まず日本国内での動物実験を全廃させることを最優先課題として、取り組んでいきたいと考えています。
ご理解とご協力を、よろしくお願いいたします。
●美しさに犠牲はいらないキャンペーンサイトはこちら
http://www.crueltyfreebeauty.jp/news/detail/kose.html