2014年01月31日

ブラジル・サンパウロ州で化粧品の動物実験禁止法施行!1匹あたり4200万円の罰金

1月23日ブラジル・サンパウロ州で化粧品に対する動物実験を禁止する法律が州知事に承認され、1月24日に施行されました。
ラテンアメリカ諸国初の快挙です!

昨年秋、フェリシアーノ・フィーリョ州議会議員が議会に緊急提出したこの法案(Bill 777/2013)は、すでに12月11日に州議会で承認されていましたが、ジェラルド・アルキミン州知事のサインが待たれていました。
これにより、同法に違反した場合(つまり化粧品等に対して動物実験を行った場合)、その動物実験を実施した施設には動物1匹あたり100万レアル(日本円で約4200万円)の罰金が科されるとされています。

ブラジル国内に約2,300の化粧品企業があるとされるうち、3分の1弱にあたる約700社が存在しているサンパウロ州の決定が、今後、ブラジルの連邦政府に影響を与えていくことは必至です。
また、ブラジルは中南米の化粧品市場の58%ものシェアを占めていることから、ブラジルにとどまらず中南米全体に大きなインパクトを与えていくことになるでしょう。

この一連の動きの背景には、2013年10月17日に同州サンロッケ市にあるロイヤル研究所(Royal Institute)から、薬物の毒性試験に供されるビーグル犬178匹が劣悪な状況におかれていたところを救出されたという事件がありました(ロイヤル研究所はこの後閉鎖されました)。
この事件が発端となって、同州では動物実験に反対する機運が大きく盛り上がりました。
一方、アルキミン州知事は、この法案可決を、動物保護団体だけでなく、化粧品業界団体の代表者や獣医、生化学者、医師など研究者らと協議した結果だと説明しています。


EUから始まった化粧品の動物実験禁止の火が、イスラエル、インドへ広がり、いま南米ブラジルにも引火しました。
中国でも今年6月から廃止に向けた対応がとられます。
このまま日本だけがなにも対策を講じないわけにはいきません。

「日本でも化粧品の動物実験を廃止して!」

ぜひ厚生労働大臣へ声を届けてください!

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厚生労働省「国民の皆様の声」募集 送信フォーム
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html

田村憲久議員の公式ホームページ
http://www.tamura-norihisa.jp/contact/index.html

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参考サイト:

http://uk.news.yahoo.com/brazil-39-sao-paulo-state-bans-animal-testing-213308505.html

http://www.premiumbeautynews.com/en/sao-paulo-to-ban-animal-testing,6407?PHPSESSID=8ptt47rdqbo5bshrarigv75rq1

http://www.huffingtonpost.co.uk/troy-seidle/sao-paulo-brazil-introduc_b_4658952.html

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2014年01月30日

厚労大臣に化粧品の動物実験廃止を求める署名を提出しました!

1月28日(火)、ザ・ボディショップの福本剛史社長、クルーエルティフリーインターナショナル(CFI)の政策ディレクター ニック・パーマー氏とともに、JAVAの理事 亀倉弘美が、田村憲久厚生労働大臣に面会し、化粧品の動物実験廃止を求める116,777名分の署名を提出しました。

140128署名提出.jpg

この署名は、化粧品の動物実験を世界的に廃止させようと活動している動物保護団体Cruelty Free International(CFI)が、動物実験に反対する化粧品企業ザ・ボディショップと共に、2012年から全世界で展開してきたキャンペーンのなかで集められたもので、JAVAはこのキャンペーンに日本のローカルパートナーとして協力してきました。

面会の場には、このたびの署名提出にあたって尽力いただいた自民党の三原じゅん子参議院議員にも同席いただき、予定されていた15分という面会時間を大幅にオーバーして、活発な意見交換が行われました。

「化粧品という美しさを求めるものに、動物を犠牲にするのはいかがなものかと私も思っている」

このように冒頭、私たちの運動への共感を示した大臣は、入閣前は自民党のどうぶつ愛護議員連盟のメンバーでした。

私たちからは、日本でも12万もの署名が集まるほど問題意識が高まっていること、国際社会ではEUを皮切りに次々に禁止する国が増えてきていること、日本でも動物実験を廃止する企業が増えているが国としての対策が取られていないこと、廃止に向けて具体的な策を講じてほしいことなどを伝えました。

大臣は「省としてすぐに法律で禁止するのは難しい」と慎重な姿勢をみせながらも、議員立法の可能性に言及したほか「動物を犠牲にせず、代替法の強化に予算をつけるなど、できることから取り組んでいきたい」と明言しました。

また「(化粧品の動物実験廃止に向けて)良いアイディアがあれば皆さま方からぜひご提案をいただきたい」と私たちに投げかけました。

省のトップである大臣からこのような前向きなコメントを引き出せたことは、非常に大きな意義のあることだと考えています。

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署名にご協力いただいた皆さま、どうもありがとうございました。
この署名は、もちろん、提出がゴールではありません。
日本政府が、そして全世界が、化粧品の動物実験を廃止するその日まで、私たちと一緒に、あきらめず、粘り強く、動物たちに代わって声を上げ続けてくださるようお願いいたします!

●厚生労働省へ声を届けよう
厚生労働省「国民の皆様の声」募集 送信フォーム
https://www-secure.mhlw.go.jp/getmail/getmail.html

田村憲久議員の公式ホームページ
http://www.tamura-norihisa.jp/contact/index.html

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私たちが提出した要望書はこちら:

CFI、ザ・ボディショップ、JAVAの連名による要望書
140128化粧品の動物実験廃止を求める要望書.pdf

JAVA単独名による要望書
140128化粧品の動物実験の実質的禁止を求める要望書(JAVA).pdf

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2014年01月07日

ナチュラルコスメのロゴナ、2013年12月より中国市場から撤退〜動物実験実施要求に反対して

あけましておめでとうございます。
今年も、1匹でも多くの動物たちが苦しみから解放されるよう尽力してまいりますので、どうぞ引き続き私たちJAVAへのご支援ご協力をよろしくお願いします。

さて、新年最初のポストは、化粧品会社のロゴナが、動物実験を義務付けている中国への輸出を取りやめたというニュースです。
昨年11月のリリースですが、ドイツ本社の公式サイトに掲載されています。

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ロゴナは2013年12月1日より中国向けの輸出を停止を決定しました
http://www.logona.de/en/kraeuterwiese/interesting-facts/article/show/rueckzug-aus-china-ein-klares-statement-gegen-tierversuche/

ロゴナを含む、ロゴコスブランドは、中国政府と様々な交渉を行ってきましたが、中国向けの輸出のための届出・承認には動物実験を行うようにとの要求があったため、動物保護の観点から即座に、中国向けには商品を出荷しないと決定しました。

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ロゴナといえばドイツ発祥のナチュラルコスメのパイオニア的存在。
動物実験を行わないだけでなく、動物実験反対というスタンスを明確にしています。
http://www.logona-friends.jp/concept/

13億の人口を抱える中国は、どの業界にとっても魅力的なマーケット。それをあきらめることは企業にとって決して容易なことではありません。
そのマーケットからの撤退を潔く決断し、今後も中国政府に対して化粧品の動物実験廃止を働きかけていくというロゴナ。このように信念を貫く企業をぜひとも応援していきたいですね。

一方で、やはり変わってもらうべきは中国です。
2009年頃より化粧品規制を強化し、国内製造・輸入に関わらず一律動物実験を義務付けてきましたが、2011年4月には、2013年3月11日のEUにおける動物実験した化粧品の販売禁止措置に反対する声明を出すなど、廃止へ向かう国際的な潮流に真っ向から抗う姿勢を見せてきました。
http://ec.europa.eu/consumers/sectors/cosmetics/files/pdf/animal_testing/at_responses/china_ia_2013_en.pdf

そのため、これまで動物実験していないとして評価を得ていたのに、中国に輸出していることで評価を取り消され顧客を失う化粧品会社がいくつも生まれてしまったのです。

しかし、この状況を危惧した動物保護団体や動物実験をしていない化粧品会社などによる粘り強い働きかけが奏功して、中国政府は、国内の一般化粧品に対して義務付けている動物実験を、今年6月から廃止する意向を表明しました。
http://usagi-o-sukue.sblo.jp/article/80432785.html

いまの段階では輸入化粧品は対象になっていませんが、ロゴナのように輸出停止を決める企業の出現は、中国政府へのプレッシャーとなっているはず。今後の対応が望まれます。
posted by 化粧品プロジェクトスタッフ at 11:39 | TrackBack(0) | ニュース