2013年11月20日

化粧品の動物実験に関する意識調査についての論文がフレグランスジャーナルに掲載

創業以来「化粧品の動物実験反対」を打ち出してきた化粧品会社ラッシュジャパンを主体として、私たちJAVAなど4つの動物保護団体が協力して、今年の春、「化粧品のための動物実験に関する意識調査」を実施しましたが、その調査結果を分析した論文「化粧品開発における動物実験に関する意識調査 日本における一般消費者の態度」が、15日に発売された「フレグランスジャーナル(2013/11月号)」に掲載されました。

http://www.fragrance-j.co.jp/magazine/fragrance.html


「動物実験が必要なほど危険な成分を化粧品に使わないでほしい」―88.8%

「代替法の開発は重要だ」―85.6%

「化粧品の新規成分の開発は代替法ができるまで待っても良い」―77.7%


など、いまも動物実験を続けている化粧品会社に注目してもらうべきポイントが満載。
ぜひお求めください。

なお、この調査結果について、12月発行の会報"JAVA NEWS No.91"でも取り上げる予定です。

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「化粧品のための動物実験に関する意識調査」
実施主体:株式会社ラッシュジャパン
調査期間:2013年2月25日〜2月27日
調査方法:民間調査会社によるインターネット調査
調査対象:15〜69歳 男女 3,355名
※性別、年代別で人口構成比に準拠して実施
※この調査における化粧品には医薬部外品も含まれる
協力:NPO法人動物実験の廃止を求める会(JAVA)、NPO法人アニマルライツセンター(ARC)、PEACE、Humane Society International(HSI
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2013年11月11日

中国が国内向け化粧品に対して動物実験廃止方針〜2014年6月から

Cruelty Free International(CFI)によると、中国食品薬品監督管理総局(CFDA)が、中国国内向けに生産されるシャンプーやスキンケア、香水などといった一般的な化粧品のために義務付けている動物実験を、2014年6月から廃止することを計画していることがわかりました!

http://www.crueltyfreeinternational.org/en/a/Non-animal-testing-cosmetics-breakthrough-reported-in-China

輸入化粧品に対しても一律動物実験を義務付けているとして悪評高かった中国ですが、今後、中国の対応次第によっては、いまだ一部化粧品と医薬部外品(薬用化粧品)に動物実験を義務付けている状態を放置したままの日本が、ワースト国として国際社会から非難を浴びる可能性も出てきてしまいました。

「日本でも化粧品の動物実験を廃止して!」
あなたからも、厚生労働省や、衆参の厚生労働委員に対して声を届けてください!

厚生労働省 国民の声
http://goo.gl/L4oj4

衆議院 厚生労働委員会 委員名簿
http://goo.gl/rC15i

参議院 厚生労働委員会 委員名簿
http://goo.gl/AAzb8Y


<以下、上記CFIウェブページ要旨>
中国で動物を犠牲にしない化粧品に急展開

中国食品薬品監督管理総局(CFDA)が、中国国内向けに生産されるシャンプーやスキンケア、香水などといった一般的な化粧品(※訳注1)のために義務付けている動物実験を、2014年6月から廃止することを計画していることがわかりました。
CFDAは、国内の化粧品業界に対して、動物実験という方法に代わり、EU化粧品規則のもとに規定されている「化粧品製品安全性報告書」と同様、化粧品原料の毒性プロファイルに基づいた安全性検証方法を採用すべきだとしています。
したがって、中国ではこれと同様、輸入化粧品や特殊用途化粧品(※訳注2)についても対応が検討されていくことになるでしょう。

化粧品のための動物実験の廃止は国際的な潮流であるにもかかわらず、そして、EUでは今年3月から動物実験を経た化粧品の取引(輸入販売)が違法となったにもかかわらず、中国ではこの問題への対応が遅れてきました。中国では、すべての化粧品に対して、政府系の研究施設において動物実験を行ったデータの提出が義務付けられてきました。このため、中国において化粧品を販売しようという企業は、例えばヨーロッパ向けに動物を犠牲にせずに試験を行い、さらに中国で動物を使った試験を許すという、二度の安全性試験を繰り返さなければならなかったのです。その結果、多くの企業は、動物実験をせずとも販売できるようになるまで、中国市場からの撤退を決めてきました。

中国において動物実験をせずに化粧品を販売できるようになるかもしれないという重要な進展は、中国内外の業界団体やCFIなど動物保護団体からの要請を受けて中国規制当局が協議した結果もたらされたものだと言えます(特に、CFIの政策担当者は今年初めと先月、上海と北京を訪れて働きかけを行いました)。

CFI代表のミシェル・シュー氏のコメント
「いま現在、詳細と最終的な確認文書を待っているところだが、(動物実験が義務付けられているために)中国での市場展開を拒否してきたエシカルな企業にとって状況が一変する可能性がでてきた。この動きに関して、中国に対して技術的支援と助言を提供してきた欧州委員会の役割を歓迎したい。
また、動物保護団体、業界団体、そして欧州委員会が一丸となって取り組んだ結果でもあると思っている。
この動きが、日本や韓国、その他諸国に対してよい影響を与えることを期待している」


※訳注1 中国では化粧品は「特殊用途化粧品」と「非特殊用途化粧品」に分けられています。今回の対象は「非特殊用途化粧品」です。「特殊用途化粧品」については注2を参照。

※訳注2 特殊用途化粧品(special use cosmetics)とは、例えば、育毛、染髪、パーマ、脱毛、美乳、健康美容、除臭、シミ取り、日焼け止め用の化粧品などが該当します。
posted by 化粧品プロジェクトスタッフ at 17:35 | TrackBack(0) | ニュース